屋久島環境文化財団は、屋久島環境文化村構想を推進する中心的な組織として、平成5年3月に鹿児島県、上屋久町、屋久町(現 屋久島町:平成19年10月合併)の出捐により設立されました。
平成5年12月にわが国初の世界自然遺産として登録された屋久島には、人類共有の財産として未来に引き継ぐべき豊かな自然が息づいています。
財団は、この屋久島の優れた自然を守り、自然と共生する新しい地域づくりを進めるための各種事業を実施しています。
また、環境文化村構想を推進するための「屋久島環境文化村センター」及び「屋久島環境文化研修センター」の管理運営を県から受託して行っています。
屋久島環境保全シンボルマークについては「屋久島環境保全シンボルマーク商標登録について」ページをご覧ください。
名称 |
公益財団法人屋久島環境文化財団
※平成24年4月に名称変更 旧名称 財団法人屋久島環境文化財団 |
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設立 | 平成5年3月4日 |
設立者 | 鹿児島県・屋久島町(旧上屋久町、屋久町:平成19年10月合併) |
所在地 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦823番地1 |
目的 | 鹿児島県が推進する屋久島環境文化村構想に基づく事業を行うとともに、環境学習や環境保全活動の推進・支援を通じ、屋久島の豊かな自然とのふれあいの中で人間の活動と環境とのかかわりあいや自然の恵について学習する拠点を形成し、もって自然環境の保全に寄与することを目的とする。 |
事業内容 |
上記の目的を達成するため、次の事業を行う。
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平成 2年 6月 | 鹿児島県総合基本計画に屋久島環境文化村構想を戦略プロジェクトとして位置付け〔県〕 |
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平成 3年 4月 |
「屋久島環境文化懇談会」設置〔県〕
平成4年9月までに6回の懇談会を開催 |
平成 4年 5月
7月 9月 11月 |
「屋久島環境文化村研究会」発足〔屋久島〕
「屋久島環境文化村マスタープラン研究委員会」発足〔県〕 屋久島を世界遺産に推薦〔国〕 「屋久島環境文化村マスタープラン」公表〔県〕 |
平成 5年 3月
6月 12月 |
財団法人屋久島環境文化財団設立
屋久島環境文化村中核施設構想公表〔県〕 屋久島が世界自然遺産として世界遺産リストに登録 |
平成 8年 7月 |
屋久島環境文化村中核施設(屋久島環境文化村センター、屋久島環境文化研修センター)開館〔県〕
屋久島環境文化村中核施設の管理・運営を受託 |
平成18年 4月 | 県の屋久島環境文化村中核施設指定管理者の指定を受ける |
平成24年 4月 | 公益財団法人屋久島環境文化財団へ移行 |
様々な環境学習プログラムの企画・開発及び実施
環境保全のための普及啓発や環境保全活動への支援・指導、エコツーリズムの推進
財団機関紙の発行、ボランティアネットワークの構築・運用等
里のエコツアーの推進、地域イベントの支援
環境保全のための普及啓発や環境保全活動への支援・指導、エコツーリズムの推進(ウミガメ保護、研究者への支援等、エコツアーガイドの育成、登山道安全点検、登山者へのマナー指導等)
さまざまな環境学習プログラムの企画・開発および実施(屋久島自然文化体験セミナー、短時間研修など)
財団機関誌の発行、ボランティアネットワークの構築・運用等(機関誌「屋久島通信」の発行、屋久島ファンクラブの運営、県内外での財団事業紹介等のイベントの実施・参加)
里のエコツアー(屋久島里めぐり推進協議会)への支援
屋久島環境文化村構想の自然と共生する新しい地域づくり推進のためのイベントや活動等への支援、特産品開発への支援等
鹿児島市内の大学に在籍する外国人留学生を受け入れて、屋久島の文化や暮らしの体験により、環境文化の国際的な発信
屋久島町が実施するニュージーランドとの交流事業への支援
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屋久島環境文化村構想」を推進する施設
「屋久島環境文化村センター」と 屋久島環境文化研修センター」の運営 |
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