| 野鳥に親しむために | 屋久島でよく見かける野鳥 | 屋久島で確認された野鳥 | ヤクシマ(屋久島)と 名のつく野鳥 |
| バードウォッチング入門 | 名前を覚えるコツ | 渡り鳥にとっての 屋久島の役割 |
どこへいつごろ行ったら |
野鳥に親しむために
バードウォッチング入門
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| バードウォッチングは、一人でもグループでも、お金や特別な準備がなくても、いつでもどこでも出来て生涯続けることも出来る趣味として、イギリスをはじめとしたヨーロッパ各国やアメリカでも、多くの人々に親しまれています。 日本では、1934年(昭和9年)に「日本野鳥の会」を創設した中西悟堂が、「探鳥(たんちょう)」という言葉で広めましたが、現在では「探鳥」というより「バードウォッチング」の方が一般的となりました。 バードウォッチングは、野外を歩きながら行うことが多いので、身も心もリフレッシュでき、ストレス解消に効果があります。写真を撮ったり、絵を描いたり、又短歌や俳句をつくったり等々、更に趣味の範囲が広がります。そして老若男女、社会的地位に関係なく、誰もが同じ趣味の仲間として平等に楽しく語りあうことができますので、趣味とする人は年々増えています。 |
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| 自然に親しむバードウォッチングも、人数が多くなったりしますと自然に悪い影響を与えたり、土地の人に思わぬ迷惑をかけることがありますので、バードウォッチングに限らずハイキング等自然に接する場合は、次のことに注意するように心がけましょう。 |
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| バードウォッチングをするには、次の物があると便利です。 |
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・双眼鏡は大きい程明るく見やすいのですが、野外を持ち歩くものですから、自分で実際に持ってみて見やすく使いやすいものを選んで下さい。7~10位の倍率で、レンズの直径が20~40ミリ位を選んでおけば良いと思います。 ・双眼鏡の表示で7×20とか10×40とあるのは、7と10は倍率を示し、20と40は対物レンズの直径のことですので、選ぶ時の参考にして下さい。 |
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野外で野鳥を見つけた時、その場で名前を知りたいと思うはずです。次のことに注意して選びましょう。
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名前を覚えるコツ
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| 新学期等に転校生があったりすると、「どこから来たのかなー?」とか「何という名前だろう?」と何となく興味がわくと思います。散歩や通勤通学の途中に小鳥を見つけても、電線に止まっていればスズメだろうと思ってしまいますが、一度良くみて下さい。スズメと違うかもしれません。そのように興味を持って歩いていると、あちらにもこちらにもと思ったより多くの野鳥が目に入ってきます。 |
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| 日本全国的に身近な野鳥は、ヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス、スズメ、ホオジロ、ツグミ、キジバト、ムクドリ、ツバメ、ハシブトガラスの10種です。その10種の中から大きさを基本にしますと、スズメ、ムクドリ、キジバト、ハシブトガラスの4種を最初に覚えるための基本にすればいいでしょう。屋久島ではどうでしょうか?「屋久島でよく見かける野鳥」というところで取り上げていますが、次の野鳥を良く見かけます。大きい順に並べると、トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ヤマガラ、メジロになります。さらに、全国と同じように大きさを基本にすると、メジロ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ハシブトガラスが、屋久島では見分けるための基本種と言えると思います。この基本となる4種の、大きさ、飛び方、歩き方、とまり方等どのような状態でもわかるようによく覚えましょう。頭がこんな色だから何という野鳥だというように、ある1ヶ所だけ見れば名前がわかる特徴を早く自分で探し、できるだけ瞬間的にたくさんの特徴を見るようにして下さい。 |
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| 歩いて見つけたら、やはり転校生と同じように「何という名前だろう?」と思いましょう。自分の知っているスズメだったら、「どんな鳴き声か」「どんな所に良くいるか」等をよく観察して下さい。 自分の知らない初めて見る野鳥だったら、目立つ所を良く覚えておき、後で野鳥図鑑で調べてみたり、野鳥のことを良く知っている人に聞くといいでしょう。それがだめだったら、取りあえず自分で名前を付けておくのも一つの方法だと思います。友達にあだ名をつけるみたいに。そして、機会があったら名前を確認すればいいと思います。 |
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| ウグイスが「ホーホケキョ」となくことは殆どの人が知っていますので、誰が聞いても「ホーホケキョ」と聞こえます。でも、そのウグイスは、秋や冬には「チャッチャッ」となきますが、人によっては「ジャッジャッ」と聞こえます。自分ではどう聞こえたか、鳴き声をノートに書いてみて下さい。あくまでも自分に聞こえたように書くことが大事です。最初はなかなか厳しいのですが、慣れてくれば直ぐに書けるようになります。それでも、なかなか書けないようでしたら、声をだして真似してみるのもいいでしょう。自分で真似をすれば書くのは簡単だと思います。そのようにして何度も何度も聞いてるうちに、ほんの一瞬の鳴き声で、その野鳥の姿を見なくても名前が分かるようになるものです。 |
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| どんな野鳥でもそれぞれ好きな場所があり、季節によって住み場所を変えるものもいます。いつ、どんな場所でということも見分けるポイントになります。例えば、シロハラという野鳥は冬に屋久島にやって来て、主にうす暗い林の中で土の中や落ち葉の下の虫を食べています。そして、人を見ると「チチチチッ」という様な声を出して一目散に逃げて行き、後ろ姿の尾羽の先端の外側が白く目立ちます。シロハラを、屋久島では「チチッカ」と呼んでいます。良く聞けば逃げる時の鳴き声は「チチッカチチッカ」と聞こえます。ピッタリの名前だと思います。腹が白いからシロハラというより楽しい名前だと思います。「冬に暗い林やその近くでチチッカチチッカとなきながら、尾の外側の先が白い鳥が飛んでいったら」、その野鳥はシロハラということになります。そのように、季節と場所により見分けるのも、重要なポイントになります。 |
渡り鳥にとっての屋久島の役割
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屋久島は、鹿児島県大隅半島の佐多岬の南南西約60kmの海上に浮かぶ、全面積の9割近くが山で、海岸沿いにわずかな平地がある、周囲約130kmのほぼ円形の島です。そして、その南には奄美諸島、琉球諸島が連なり、更に南には東南アジア、オーストラリアがあります。 野鳥がなぜ渡りをするかということはまだ良くわかっていませんが、秋には日本からいなくなった野鳥が東南アジアで越冬していることとか、シベリアで夏を過ごした野鳥が日本を経由してオーストラリアまで行くことがわかっています。 又、秋にはシベリアから日本海を渡って日本にやって来る野鳥もいます。一方、朝鮮半島から九州北部に渡り、更に南へ渡って行くことも知られています。 |
| 日本列島を縦断する野鳥、朝鮮半島から九州北部を経由する野鳥、両方とも屋久島を通過して行くと思われます。このように渡り鳥のコースに当たる屋久島は、野鳥たちにとってどのような役割をしているのでしょうか?次の通りいくつか考えてみました。 |
| 〔 夏 鳥 〕 | 屋久島で繁殖を目的にやって来る野鳥ですが、屋久島の位置及び環境からいって、種類・数共にそれほど多くはありません。 |
| 〔 冬 鳥 〕 | 屋久島で越冬を目的にやって来る野鳥ですが、年によって種類・数の変動があります。年間を通じて野鳥の種類・数が一番多いのが冬で、冬鳥にとっては暖かく、餌も豊富にある越冬し易い場所だと思います。 |
| 〔 旅 鳥 〕 | 秋にサシバやヒヨドリそしてメジロが群になって屋久島を通過して行くのを見た人は多いでしょう。そのように屋久島をただの通過点として利用している野鳥もいますが、中には屋久島で餌をとったり、休息したりする場所として利用している野鳥もいます。また、天候の急変等により、一時的に屋久島を避難場所として利用している野鳥もいる。 |
どこへいつごろ行ったら
| 屋久島でバードウォッチングをするには、「どこへ行ったらいいの?」と聞かれることがあります。そんな時におすすめしているのが、次の4か所です。でも、自然豊かな屋久島は、自宅近くの庭や水辺、海岸や農地などでもいろいろな鳥に会うことができます。自宅のまわりの鳥を見続けるのも、楽しいものです。 |
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ハイキングにも適しています。バードウォッチングには、さつき吊橋から足をのばした原 生林歩道の方が野鳥の数が多いので楽しめます。このコースは森の中を歩きますの で、足下には十分注意して下さい。まわりの林から、降るように鳴き声が聞こえる、そん な場所です。 その他には/カラスバト キジバト ズアカアオバト アオゲラ コゲラ サンショウクイ ヒヨドリ ウグイス ヒガラ ヤマガラ等 |
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ます。春と秋の干潮の時には、シギやチドリが羽を休めていたり餌をとってたりしていま すので、バードウォッチングはその頃が一番楽しめます。足元がゴツゴツしていますの で、十分注意して近づき過ぎないように、出来るだけ遠くから観察して下さい。 タイドプール(潮だまり)の観察も楽しめます。 その他には/カツオドリ ウミウ クロサギ ミサゴ キョウジョウシギ キアシシギ ハクセキレイ ノビタキ イソヒヨドリ等 |
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尾根まで照葉樹林が見渡せる素晴らしい所です。車道ですので車には十分注意して下 さい。また、シカやサルも見れますので、静かに観察して下さい。 その他には/カラスバト アカショウビン コゲラ キセキレイ ヒヨドリ ヤブサメ メジロ ハシブトガラス等 |
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が素晴らしい所です。車の中からの方が、野鳥を近くから観察出来ます。農作業等の 車が通りますので邪魔をしないように、又、農地には絶対に入らないようにして、バード ウォッチングを楽しんで下さい。農地の方々とのおしゃべりも楽しいものです。 その他には/トビ サシバ タカブシギ アマツバメ チョウゲンボウ タヒバリ ジョウビタキ ノビタキ セッカ ホオジロ スズメ ハシブトガラス等 |




