屋久島研究講座とは
屋久島は太古の自然環境がそのままの形で今も残されており、1993年にはユネスコの世界遺産に登録されました。
屋久島は、世界中からの注目を集めており、貴重な研究材料の宝庫なのです。
屋久島環境文化財団では、研究者ネットワークの運用事業の一環として、屋久島をフィールドとしている研究者や屋久島に関する知識を有した識者の方々などを講師として、町民を対象に、屋久島の自然や文化などに関する講演を年に4回開催してます。
ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。
過去の研究講座
令和7年度第1回屋久島研究講座
〈演題〉屋久島における「ホンドタヌキ」の生息状況について~永田地域における調査結果と生態系に対する被害防止の取組み~
| 開催日 | 令和7年5月27日(火)18:00~20:00 |
|---|---|
| 講師 | 北海道大学 名誉教授 池田 透 氏 |
| 開催場所 | 屋久島町役場本庁舎 議会棟 |
| 参加者数 | 34名 |
| 内容 |
現在屋久島では、1980年代に移入された国内外来種のホンドタヌキによる、ウミガメの卵と子ガメの捕食等のために生じる、島内の在来生態系への影響が懸念されています。令和7年2月~4月の期間、NPO法人屋久島うみがめ館が永田地区にて行ったホンドタヌキの生息状況調査の内容と合わせて、その生態や今後の防除の必要性について、解説していただきました。 |
| 主催 | 公益財団法人屋久島環境文化財団 |
| 共催 | 屋久島町エコツーリズム推進協議会 |
| 後援 | 屋久島町・屋久島町教育委員会・屋久島観光協会 |
令和7年度第2回屋久島研究講座
〈演題〉屋久島における近自然工法による登山道整備の"今"

| 開催日 | 令和7年6月20日(金)19:00~21:00 |
|---|---|
| 講師 |
屋久島山岳ガイド連盟 代表 笹川 健一 氏 |
| 開催場所 | 屋久島環境文化村センター レクチャー室1,2,3 |
| 参加者数 | 34名 |
| 内容 |
屋久島山岳ガイド連盟が取り組む、「近自然工法」による登山道整備の経緯や、地元宿泊施設や行政との連携、さらにガイドや島民ボランティアによる協同作業などについて具体的に取り上げていただき、自然と人、人と人とがつながる「環境文化」を育む場として捉える視点を共有する時間となりました。 |
| 主催 | 公益財団法人屋久島環境文化財団 |
| 共催 | 屋久島町エコツーリズム推進協議会 |
| 後援 | 屋久島町・屋久島町教育委員会・屋久島観光協会 |
令和7年度第3回屋久島研究講座
〈演題〉屋久島の森に生きるサルとシカ-写真が語る生態

| 開催日 | 令和7年9月22日(月)19:00~21:00 |
|---|---|
| 講師 | 野生動物写真家 奥田 達哉 氏 |
| 開催場所 | 屋久島環境文化村センター レクチャー室1,2,3 |
| 参加者数 | 34名 |
| 内容 |
写真家の奥田達哉氏は、アジア各国で多種類の霊長類撮影に取り組む中で、彼らの表情の豊かさや家族関係の濃密さに引き込まれました。奥田氏が日本で強く魅かれた、野生において密接な関係をもつヤクシカとヤクザルの生態の特異性を、アジア各国の霊長類と対比してお話しいただきました。 |
| 主催 | 公益財団法人屋久島環境文化財団 |
| 共催 | 屋久島町エコツーリズム推進協議会 |
| 後援 | 屋久島町・屋久島町教育委員会・屋久島観光協会 |
令和7年度第4回屋久島研究講座
〈演題〉屋久島のアユの希少性と現状

| 開催日 | 令和7年10月7日(火)19:00~21:00 |
|---|---|
| 講師 | 鹿児島大学水産学部 准教授 久米 元 氏 |
| 開催場所 | 屋久島環境文化村センター レクチャー室1,2,3 |
| 参加者数 | 49名 |
| 内容 |
屋久島のアユは、北海道からベトナム北部に広く分布する同種とは遺伝的に異なる貴重な個体群であり、加えて島内の河川ごとに独自の個体群が生息しています。本講演では、屋久島のアユ個体群の生態と、その現状について解説、報告を行っていただきました。 |
| 主催 | 公益財団法人屋久島環境文化財団 |
| 共催 | 屋久島町エコツーリズム推進協議会 |
| 後援 | 屋久島町・屋久島町教育委員会・屋久島観光協会 |
令和7年度第5回屋久島研究講座
〈演題〉屋久島永田浜ラムサール条約登録20周年記念シンポジウム
| 開催日 | 令和7年11月8日(土)14:00~16:30 |
|---|---|
| 開催場所 | 屋久島町立永田小学校 体育館 |
| 講師 |
⑴ 基調講演 ① 講師 佐藤 克文 氏(東京大学大気海洋研究所 教授) ② 演題 「地域や世代にまたがるバトンパス」 ⑵ 活動報告 ① 大野 睦 氏(NPO法人日本ウミガメ協議会 屋久島支部) ② 西田 修一 氏(永田ウミガメ連絡協議会) ③ 上田 博文 氏(NPO法人屋久島うみがめ館) ④ 渡辺 晃 氏(屋久島町 観光まちづくり課) ⑶ パネルディスカッション ① テーマ 永田浜のこれからを考える ② コーディネーター ・ 松沢 慶将 氏(NPO法人日本ウミガメ協議会 会長) ③ パネリスト ・ 佐藤 克文 氏(東京大学大気海洋研究所 教授) ・ 竹中 康進 氏(環境省 屋久島自然保護官事務所) ・ 田中 一巳 氏(永田区長) ・ 大野 睦 氏(NPO法人日本ウミガメ協議会 屋久島支部) ・ 岩川 博明 氏(永田ウミガメ連絡協議会 会長) ・ 西田 修一 氏(永田ウミガメ連絡協議会) ・ 上田 博文 氏(NPO法人屋久島うみがめ館) |
| アンケート協力者数 | 14名 |
| 内容 |
2005年(平成17年)にラムサール条約に登録された永田浜に関するシンポジウムを、令和7年度第5回屋久島研究講座として指定し、開催しました。ラムサール条約登録からこれまでの歩みをふりかえり、美しい砂浜とウミガメを今後どのように守っていくのか、永田浜のこれまでと今後の未来について講演がありました。 |
| 主催 | 公益財団法人屋久島環境文化財団 |
| 共催 | 屋久島町エコツーリズム推進協議会 |
| 後援 | 屋久島町・屋久島町教育委員会・屋久島観光協会 |
令和7年度第6回屋久島研究講座
〈演題〉講演会「屋久杉の真実に迫る~屋久杉円板からわかること~」
| 開催日 | 令和7年11月18日(火)19:00~20:30 |
|---|---|
| 講師 |
九州大学総合研究博物館専門研究員(屋久杉自然館学芸顧問) 吉田 茂二郎 氏 |
| 開催場所 | 屋久杉自然館(屋久島町) |
| 参加者数 | 28名 |
| 内容 |
屋久杉自然館にて行われた、「いのちをつなぐ-屋久杉巨樹・著名木展-」講演会を、令和7年度第6回屋久島研究講座に指定して開催しました。 |
| 主催 | 公益財団法人屋久島環境文化財団 |
| 共催 | 屋久島町エコツーリズム推進協議会 |
| 後援 | 屋久島町・屋久島町教育委員会・一般社団法人屋久島観光協会 |
令和7年度第7・8回屋久島研究講座
〈演題〉テーマセッション1「屋久島における野生動物の狩猟と捕獲-過去、現在、そして未来にむけて-」
テーマセッション2「屋久島ソサエティカフェ」
| 開催日 | 第7回 令和7年12月13日(土)13:30~16:30 第8回 令和7年12月14日(日)13:30~16:30 |
|---|---|
| 開催場所 | 屋久島町役場 フォーラム棟 |
| 参加者数 | 第7回 20名 第8回 12名 |
| 内容 |
屋久島学ソサエティが開催した「第13回屋久島学ソサエティ大会」におけるテーマセッションをそれぞれ令和7年度第7回、第8回屋久島研究講座に位置づけ開催しました。 第7回は、現在の屋久島における狩猟・捕獲の問題と課題について、江戸時代から現在に至るまでの狩猟の変遷を交えて解説していただきました。 第8回は、分野ごとの研究者の先生方と同じテーブルで、気になるテーマについて自由に話したり、質問をしたりしていました。 |
| 主催 | 公益財団法人屋久島環境文化財団 |
| 共催 | 屋久島町エコツーリズム推進協議会 |
| 後援 | 屋久島町・屋久島町教育委員会・一般社団法人屋久島観光協会 |
